オスプレイ軍用機シリーズ46/日本海軍航空隊ガイドブック1937-1945
著者:多賀谷修牟
訳:柿澤英一朗
B5判ソフトカバー/64ページ
初版年:2004
ISBN:9784499228497
日本海軍航空隊は1937年に渡洋爆撃を実施し、1941年12月と続く数ヶ月間に真珠湾攻撃、英国東洋艦隊の壊滅等、大きな戦果をあげた。高い技量と効果を発揮した戦い振りは、欧米諸国に日本軍将兵に対する見方を一変させることとなり、オリエントのスーパーマン人種という新たな評判を勝ちとった。本書は元日本海軍航空技術廠将校の子息であり、米国で教育を受けた著者が、日本海軍航空隊栄光の時代から終焉までを、海外で紹介した1冊を邦訳したものである。特に実戦パイロットの多くを占めた下士官兵搭乗員たちに焦点を当て、募集・採用、訓練、日常生活から戦闘経験まで、その世界を図版などを使って多角的に解説、日中戦争から太平洋戦争までを紹介している。