オスプレイ軍用機シリーズ45/第二次大戦のルーマニア空軍エース
著者:デーネシュ・ベルナード
訳:柿澤英一朗
B5判ソフトカバー/100ページ
初版年:2004
ISBN:9784499228480
第一次大戦後に東欧で最も強大な勢力を誇ったルーマニア王国。彼らは常に最もタフな相手と戦った。1941年にドイツが「バルバロッサ」作戦を発動した時、王国と国境を接するソ連に対し枢軸国の一員として戦い、米陸軍航空隊がはじめてルーマニア上空に侵入した1943年8月以降は連合国を相手に苛烈な航空戦を行ない、多くのエースを失った。そして、最強にして最後の敵となったにはソ連と調和した結果、立ち向かうことになった、かつての盟友ドイツ空軍だった。幾度の戦いの中で、その大部分を旗色の悪い陣営で戦い抜いたルーマニア空軍のすべて。