オスプレイ軍用機シリーズ40/ハンガリー空軍のBf109エース
価格 : 2,200円(税抜2,000円)
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著者:ジョルジュ・プンカ
訳:柄澤英一郎
B5判ソフトカバー/99ページ(掲載写真103点)
初版年:2003
ISBN:9784499228282

1941年6月、ハンガリー軍はドイツ軍とともにソ連に侵攻、第1航空団第I戦闘航空群(1/IFG)のパイロットたちは休みなく戦って1942年に至ったが、使用機がCR.42とRe.2000とあっては大した戦果は上がらなかった。だが、1942年後期以降、Bf109F/Gがハンガリー人に供給されると、たちまち大勢のパイロットたちが戦果を伸ばし始めた。戦争は1944年の夏にはハンガリーの本土に達し、各都市をアメリカ軍重爆機から守るため、本土防衛航空群が急いで設立された。セントジェルジ、モルナール、トート、そしてデブローディといったパイロット達は、アメリカ軍戦闘機や爆撃機との絶望的な戦いのなかで大きな戦果をあげ、やがて1944年晩期からは再び強力なソ連空軍と対戦して終戦を迎えた。ドイツの東欧におけるほとんどの同盟国とは異なり、ハンガリーは1944年?1945年のソ連軍の進撃のあいだも降伏せず、その戦闘機パイロットたちは1945年の4月の半ばまで戦い続けた。ハンガリーで収集された100枚を超える写真と、正確な考証を経て、すべて新たに描き起こされた32枚のカラー塗装図に彩られた本書は、この "忘れられた"枢軸国空軍に、多大の光をなげかける。
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