世界の戦闘機エース4/第二次大戦のフィンランド空軍エース
価格 : 1,980円(税抜1,800円)
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著者:カリ・ステンマン/カレヴィ・ケスキネン
訳:梅本弘/渡辺洋二監修
B5判ソフトカバー/96ページ
初版年:2000
ISBN:9784499227230
出版社:大日本絵画

ロシア革命の混乱の中で、フィンランドは民族国家として誕生。フィンランド空軍は1919年、帝政ロシアからの独立戦争さなかに誕生した。そして義勇兵としてスウェーデンから馳せ参じたフォン・ルーセン伯爵が持ち込んだ機体に描かれたルーセン家の幸運のシンボル「青い鉤十字」が空軍の国籍標識となった。第二次大戦中、二度に渡るソ連の侵攻を撃退したフィンランド空軍は、その人口比では世界でもっとも多くのエースを輩出した。しかしこの北ヨーロッパ最強の戦闘機隊は、英、米、独、伊、仏、そしてオランダからかき集めた雑多な機体から構成されていた。開戦当初、フィンランド空軍は他の国では活躍しえなかったバッファロー、フィアットG.50、モラヌ=ソルニエMS406、カーチスP-36、フォッカーD-21などの戦闘機を駆使し、驚くべき戦果をあげつつ、戦いの後半、ドイツの名機メッサーシュミットMe109を得て、その活躍は最高潮に達する。

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