ビルマ航空戦(下)
著者:梅本弘
四六判/544ページ
初版年:2002年
ISBN:9784499227964
陸軍航空の面目躍如!
日本陸軍航空部隊の実力を十全に発揮した夜戦的航空戦闘の全貌。
戦中、戦後に出版されたおびただしい数の参考文献や、日英米、各国の公文書館に残されている戦闘詳報や、個人日誌等、内外の一時史料を徹底調査した内容に、ビルマで戦った陸軍航空の精華「加藤隼戦闘隊」飛行第64戦隊の旧隊員へのインタビューで肉付けをした立体的なビルマ航空戦記。上巻では、開戦から昭和18年11月のラングーン防空戦までを掲載。
<主な内容>
第1章 ◆九七戦、フライングタイガーズとの死闘
◆ラングーン第一撃、ビルマ「地獄の天使」
◆健闘する九七戦、「パンダ・ベアーズ」との鍔迫り合い
◆「新撰組」現る、二式単戦「鐘馗」の投入
第2章 ◆九七戦の退場と、加藤隼戦闘隊ビルマ進出
◆英空軍壊滅、アキャブ、マグエ航空撃滅戦の勝利
◆地球上でもっとも強大な破壊力、海軍航空隊の圧倒的勝利
第3章 ◆ビルマの猛禽「隼」と「暴風」ハリケーンの決闘
◆格闘戦の好敵手モホークと、チッタゴン連続侵攻
◆孤軍奮闘刷る電光戦隊、クリスマスイヴの空中戦
◆帰ってきた64戦隊と、新鋭一式戦II型
◆隼は征く雲の果て……、撃墜に次ぐ撃墜!
第4章 ◆続々と登場する新鋭機、難敵に善戦敢闘する一式戦
◆炎のスコール、重爆B24リベレータとの死闘、精鋭の面目躍如