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著者:どろぼうひげ
判型:B5判ソフトカバー
頁数:88ページ
発売日:2018年12月19日
ISBN:978-4-499-23251-7
発売:大日本絵画
プラモデル/模型を安価なLEDを使って電飾工作するための指南書『電飾しましょっ!』の第二弾です。電池に繋げば簡単に光ることがわかったLED。今度はそのLEDを『点滅』させます。本書ではPICと呼ばれる安価なコンピュータチップを使い、これにプログラムを書き込んでLEDを制御、点滅させる方法を指南します。もちろん「模型を光らせる」ことに主眼を置いた本書では、プログラムを作るための環境や、実際のプログラムの書き方など、すべてモデラー目線で解きほぐし、LEDの点滅に必要なことだけ、解説してきます。本邦初のモデラーのための「LED点滅プログラム開発」指南書です!!
〈目次〉
はじめに……2
01 導入編……9
01-1 PICとは……10
01-2 開発に必要な機材……12
01-3 開発に必要なソフトウェア……14
・開発の流れ
・プログラム言語
・MPLAB X IDE
・XC8コンパイラ
01-4 ソフトウェアのインストール……16
・MPLAB X IDEのインストール
・XC8コンパイラのインストール
01-5 開発用機材の製作……24
・PIC書込みアダプタの製作
・テスト用電源の製作
02 基礎編……29
02-1 C言語とは……30
02-2 変数……31
・扱える数値
・データ型
・初期化の方法
02-3 基本的な命令……33
・プログラムの構造と文法
・演算子
・算術・インクリメント・比較・論理・ビット
・条件分岐
・if〜else
・switch〜case
・ループ
・for
・while
・break
・関数
・乱数 rand()
・Delay
03 活用編……45
03-1 準備……46
・開発専用のフォルダ
・MPLAB X IDE 最初の起動
・便利な使い方
・プロジェクトの作成
・ソースファイルの作成
・コンフィグの自動生成
・その他の設定
・テンプレート化
・初期設定部分の解説
プログラムの構成
コンフィグの内容
ヘッダとインクルード
その他の設定内容
03-2 パーツを準備しよう……60
・必要なパーツ
・PICの電源
・電源を製作する
04 実践編……63
04-1 LEDを点灯させる……64
・MPLAB X IDEの使い方
・プロジェクトの新規作成
・LEDの繋ぎ方
・ブレッドボードの使い方
・プログラミング
・コンパイル
・Pickit3の設定
・PICへの書き込み
04-2 たくさんのLEDを点灯させる……70
04-3 スイッチ入力……73
04-4 別のPICと連携する……74
04-5 LEDを明減させる……75
・PWMの仕組み
・変数の変化
・プログラムの解説
・応用例
05 あとがき……87
どろぼうひげ:Profile
●1964年生まれ 福島県在住
小遣いはすべてプラモデルにつぎ込んでしまうプラモ少年として育つ。中学の頃、電子工作に興味が移り自分で回路を設計するようになる。やがて当時はまだ珍しかったコンピュータに目覚め、プログラミングに明け暮れる。結婚後は育児に追われて模型から離れていたが、ファインモールド製1/72 ミレニアム・ファルコンを購入したことで模型製作を再開。2006年にブログを立ち上げ、当時はまだ高価だったLEDを組み込んだ作品を次々に掲載していく。現在は各模型誌で作例を精力的に発表している。
模型サークル「DORO☆OFF」主宰。年に一度東京で展示会「DORO☆OFF EXHIBITION」を開催している。
「どろぼうひげの製作記」
http://dorobou.blog.so-net.ne.jp