サムライの筋肉が疼く スポーツ流鏑馬入門
日本和種馬文化研究協会
流鏑馬競技連盟 監修
編集・テキスト:市村 弘
判型:A5判
頁数:112ページ
発売日:2016年11月7日
ISBN:978-4-7753-1461-6
発売:新紀元社
「僕は、こういうことをやる人がそれなりの数いるってのはいいことだと思って。大流行するとは思えないけど何かまったくの非日常の世界に入れるから」
宮崎駿、あとがきより
「スポーツ流鏑馬」は、明治政府に滅ぼされてしまった和種馬、和式馬術を復興させる試みとして始められた。だから、ただのスポーツとはちょっと違う。800年の時空を超え、日本人のDNAの中に眠っている鎌倉武士の活力と覇気を目覚めさせる「野外歴史体験文化スポーツ」なのである。
その一方で、馬に乗ったことがない人、弓を引いたことのない人でもたった1日の練習で「馬上から弓を放つことができるようになる」、簡単だが奥の深いのが「スポーツ流鏑馬」のいいところ。そんな魅力を紹介し、明日からでも体験することができるシステムを1冊丸ごとご紹介。
〈目次〉
第1部 騎射・疾走する馬か上から矢を放つ
第2部 弓術・世界でもっとも長大な和弓を操る
第3部 馬術・馬上武芸のために磨き抜かれた和式馬術
カット・宮崎駿
鉄砲侍が生んだ日本で初めての珍書
ジブリの宮崎駿監督によるカラー漫画「鉄砲侍」の月刊モデルグラフィックス誌への連載が無期延期になってしまったことは周知の通り。だが、宮崎監督の戦国資料収集係だった小社担当者は、資料を集めているうちにスポーツ流鏑馬(やぶさめ)を習い始めてしまったのである。この変ななりゆきを宮崎監督が面白がっているうちに、この担当者は初心者のくせに日本で唯一、そして史上初のスポーツ流鏑馬の教科書を作ってしまった。これが本書「スポーツ流鏑馬入門」である。
こんな奇書を買うかどうかはともかく、まずは「スポーツ流鏑馬」ってどんなものか、著者が作ったYouTubeの動画を見ていたたげれば、少しはわかると思う。
スポーツ流鏑馬入門1(2分12秒)
スポーツ流鏑馬入門2(5分18秒)
スポーツ流鏑馬入門3(3分48秒)
COMBAT RIDING for The SAMURAI(2分1秒)