私家版戦車入門1 無限軌道の発明と英国タンク
著者:モリナガ・ヨウ
判型:AB判並製
頁数:72ページ
発売日:2016年3月31日
ISBN:978-4-499-23174-9
出版社:大日本絵画
私家版戦車入門は、そもそもどうして戦場に戦車が必要だったのか、いかにして誕生し、発達して行ったのかという先人たちの悪戦苦闘をカラーの分かりやすい図解でひとつひとつ解明してゆく大人の絵本です。第1巻は、第一次大戦中に敵弾を弾き返しながら荒地を進み、塹壕を乗り越えて行く新兵器、英国のマークI「タンク」の誕生を促したキャタピラーの発明と、戦車へとの発達を描いています。映画「ガールズ&パンツァー」の大ヒットで、一般に戦車への関心が非常に高まっている今、ユニークな視点からの正確、緻密な図解で定評のある著者が戦車というもののの誕生を描く本書はまさに待望の一冊。「ガールズ&パンツァー」制作スタッフも本書に絶大な支持してくれています。
〈目次〉
まえがき、戦車ってそもそもなんだろう……2
タンク誕生までのマトメ……3
第1章 敵弾を跳ね返し、荒地を進め。……5
イギリスの蒸気トレーラー……7
補遺コラム1 ボーア戦争と戦慄の新兵器「有刺鉄線の鉄条網」……8
巨大車輪の系譜……9
補遺コラム2 皇帝戦車その後の消息……10
キャタピラーの誕生……11
補遺コラム3 便利なミニ鉄道……12
シムスのモーターウォーカー……13
補遺コラム4 シムス号にはどうやって乗り込むのか……14
第2章 英国の履帯で走るドイツ皇太子……15
「近代戦車」への試行錯誤……16
機関銃と塹壕……17
補遺コラム5 戦場を支配していた砲兵の威力……18
ランドシップ委員会……19
補遺コラム6 誰が戦車を発明したのか? ド・モールの陸上戦艦……20
ランドシップ委員会 ?……21
補遺コラム7 キレン・ストライト小型トラクターについて……22
リトル・ウィリー上……23
写真コラム1 リトル・ウィリーと、砲塔の蓋……24
リトル・ウィリー下……25
補遺コラム8 リトル・ウィリー斜め後方の図……26
第3章 陸上戦艦だけど、タンクと呼びたまえ……27
とうとう戦場に現れた元祖近代戦車……28
タンク誕生……29
補遺コラム9 船は舵で曲がる……30
マーク? ?……31
補遺コラム10 最初の戦車兵……32
マーク? ?……33
補遺コラム11 重装甲では動かない……34
マーク? ?……35
写真コラム2 マーク?のビッカース機銃……36
マーク? ?……37
補遺コラム12 ガザのマーク?……38
マーク?〜?……39
写真コラム3 マーク?の貼視孔と牽引ホールド……40
第4章 実戦の試練を受け、四代目は本格派に……41
初めて大量投入された戦車……42
マーク? ?……43
写真コラム4 タンク情景女神つき……44
マーク? ?……45
補遺コラム13 戦場は穴だらけ……46
対戦車事始め……47
写真コラム5 英国ボービントンのタンク博物館……48
マーク? ?……49
補遺コラム14 整備マニュアルから〜何をするにもグリスまみれ……50
マーク? ?……51
補遺コラム15 車体に番号を書く……52
マーク? ?……53
補遺コラム16 鉄道なので荷物運びは得意かもしれない……54
カンブレーの戦いでのマーク?……55
補遺コラム17 月の砂漠の戦車戦……56
マーク?補遺など……57
補遺コラム18 異形タンク……58
第5章 速さは歩きの二倍、しかも一人で操縦……59
今の自動車の感覚では考えられない厄介さ……60
マークAホイペット ?……61
写真コラム6 ホイペット戦車の機関室……62
マークAホイペット ?……63
補遺コラム19 ホイペットの細かな変化など……64
マークAホイペット ?……65
補遺コラム20 トリットンチェイサー正面図……66
ホイペットコネタ……67
補遺コラム21 戦車に荷物用フックがつく……68
ホイペットその後……69
あとがき……70
参考文献……71
奥付……72