オスプレイ軍用機シリーズ26/太平洋戦争の三菱一式陸上攻撃機
価格 : 1,980円(税抜1,800円)
数量
 
著者:多賀谷修牟
訳:小林昇
B5判ソフトカバー/107ページ
初版年:2002
ISBN:9784499227926

陸上基地から飛び立ち、その長大な航続力で爆撃または雷撃任務を遂行する、日本海軍独自の思想から生まれたのが「陸上攻撃機」、略して「陸攻」であった。日本海軍の用語によれば、「爆撃機」が単に爆撃任務を行うだけなのに対し、「攻撃機」は爆撃だけでなく、航空魚雷による雷撃も行う航空機のことを意味した。防弾装備をあえて犠牲にして、長大な航続力を得た三菱一式陸上攻撃機は、太平洋戦争開戦当初のマレー沖海戦で、イギリス艦隊の巡洋戦艦レパルスを撃沈。その後はガダルカナル、中部大平洋、マリアナ諸島、そして沖縄攻防戦に至るまで、多くの困難な任務に参加した。その中には特攻兵器桜花の母機となって飛び立った陸攻も含まれている。一式陸上攻撃機の開発から終焉まで、その壮烈な戦歴を追う。
Copyright ©ARTBOX co..ltd, All Rights Reserved.