世界の戦闘機エース18/西部戦線のフォッケウルフFw190エース
価格 : 1,980円(税抜1,800円)
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著者:ジョン・ウィール
訳:阿部孝一郎
B5判ソフトカバー/103ページ
初版年:2002
ISBN:9784499227674

バトル・オブ・ブリテンののち、大陸に反撃を開始した英空軍がゆっくりと海峡の主導権を握り始めた頃、見慣れない外形の高性能戦闘機が出現した。空冷星形エンジンを搭載したフォッケウルフFw190は1941年夏に配備を開始され、当時の連合軍戦闘機に対してただちに優位を示して、大いなる脅威となった。とりわけ中低高度においてそれは顕著だった。運動性能と速度に優れ、武装が強力なFw190を装備したドイツ空軍戦闘航空団は、ヨアヒム・ミュンヘベルク大尉や、ヨーゼフ・プリラーらそうそうたるエースに率いられ、数で圧倒的に勝る敵に最初は英仏海峡方面で、さらに北アフリカで戦いを挑んだ。また、攻撃機・戦闘機としても優秀な性能を示し、のちには、本土防衛部隊がアメリカ第8、第9航空軍の戦爆連合に立ち向かっていった。しかし、連合軍がノルマンディに上陸すると西部戦線の状況は一変、大戦末期には、液冷エンジンに換装しれ航空性能や最高速度を向上させたD型「ドーラ」や、クルト・タンク博士によるドイル空軍最高の単発戦闘機Ta152が登場したが、時すでに遅く…。
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