Takumi明春の1/700艦船模型“至福への道”其之参/1/700戦艦の作り方【ベーシック編】
価格 : 3,960円(税抜3,600円)
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模型製作・文:Takumi 明春
A4判ソフトカバー/112ページ
発行日:2009.7.19
ISBN:9784499229944

1/700艦船製作におけるアナタの疑問にまるごとお答えします。

「1/700阿武隈製作法 AtoZ」

「全長20?ほどの艦上に展開される、極細密な箱庭」そんな1/700艦船模型の作り方は疑問だらけ……
そこで、艦体の基本工作法からディテールアップ法、塗装の手順にいたるまで全工程を順を追って詳しく解説いたします

『1/700 5500t型巡洋艦キットカタログ』も掲載!

●帝国海軍軽巡洋艦 阿武隈(タミヤ 1/700)開戦時 1941……4頁〜
●1/700 艦船模型の作り方 ベーシック編……18頁〜
●帝国海軍軽巡洋艦 阿武隈(タミヤ 1/700)1944……90頁〜
●1/700 5500t型軽巡洋艦キットカタログ2009……104頁〜

 1/700 艦船模型の世界は、この10年ほどで大きな変化を遂げました。それまで「基本的にそのまま作って並べて楽しむもの」とされていた1/700ですが、一部の達人たちがキットでは再現されていなかったディテールの作り込みをはじめたのです。そしてやがて、そのような細部ディテールをメーカーがエッチングパーツなどとしてリリースすることとなり、それを使用した作例はさらなる細密化を果たしました。その繰り返しが続いた結果、とくに帝国海軍艦艇に限って言えば、非常に潤沢なディテールアップパーツを一般のモデラーが手にすることができるようになったのです。言い換えれば、「一艦入魂」の作り込みが、比較的容易にできるようになったということです。
 さあ、環境は整いました。しかし、それは材料が揃ったということであって、材料をどのように使ったらよいかというノウハウについてはまだまだこれから、というのが現状でしょう。シリーズ第3巻となる本書では、さまざまなノウハウのなかでもとくにベーシックな工作法に絞って、一冊をまるごと使って、Takumi明春氏による1/700阿武隈製作法を詳しく解説させていただきます。題材としたタミヤの1/700 阿武隈は、近年発売されたものなのでディテールの再現度が高く組みやすいキットで、1/700艦船模型製作入門用として最適なもののひとつです。製作解説では実際の製作の順を追って解説していきますので、初心者の方でも本書を読み進めながら製作していただければ、艦船模型のベーシックな手順やテクニックをマスターしていただけるはずです。
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