モニノ空軍博物館のソビエト軍用機
価格 : 2,776円(税抜2,524円)
数量
 
photo:床井雅美 訳・編者:塩飽昌嗣
サイズ:B4変型/72ページ
初版年:1991
ISBN:9784499205610

ロシアの航空博物館、通称「モニノ・エアミュージアム」の存在は、ソビエト機マニアの間で良く知られていた。しかし、従来のソビエトは軍事関係について秘密主義を通し、海外からの見学者に「モニノ・エアミュージアム」を公開することを拒んできた。同博物館は1958年11月28日に空軍司令官、K.A.ベルシニンによって開設が決定され、1960年2月22日に開館された。現在の同博物館は第二次大戦中モスクワ防空に活躍したモニノエアベースの格納庫を室内展示場として使い、さらにタクシングスペースをオープンエアの航空機展示場として利用している。エアミュージアムそのものも、この書籍に収めた戦闘機、爆撃機、ヘリコプターのほか、輸送機なども多数展示されており、たいへん豊富なコレクションを誇っている。特に飛行機マニアにとって注眼に値するのは、展示品の多くが試作機や初期生産型、生産1号機など特に珍しい機体が集められている点だ。今後ソビエト空軍が基地公開に踏み切ったとしても、モニノ・エアミュージアムはその価値を決して減じることがないだろう。(あとがきより)
Copyright ©ARTBOX co..ltd, All Rights Reserved.