エアロ・ディテール30/グリフォン・スピットファイア
価格 : 2,970円(税抜2,700円)
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著者:野原茂/岡崎宣彦
B4変型(20.6×25.5cm)/71ページ
初版年:2001
ISBN:9784499227414

実機取材による多数のディティール写真を中心に、イラスト、図面を周力下モデラー向けの写真資料集。今回は「スーパーマリン"グリフォン・スピットファイア"」をご紹介。1930年代後半?第二次世界大戦終結までの約10年間は、軍用機の設計技術、性能が飛躍的な向上を遂げたまさにレシプロ機の黄金時代と称してよい時期であった。とりわけ戦闘機のそれは他機種よりスピーディーで新型機が優位を保てるのは平時で3?4年で、戦時では2年程度という厳しい時代でもあった。英空軍が待ち望んだ、グリフォン・スピットファイアの本命、すなわち機体設計を全面的に改めたタイプ356 Mk.21が就役したのはドイツ降伏約3か月前の1945年1月末のことで、実戦でその真価を示す機会がないまま終戦を迎えた。最後のグリフォン・スピットファイアMk.24が香港駐留の第80飛行隊から退役したのは第二次世界大戦終結から9年後の1954年のことで、 Mk.Iの就役からは実に15年が経過していた。実戦での華々しい活躍には恵まれなかったが、事実からグリフォン・スピットファイアは名機と称えられたスピットファイアの最後を飾るには相応しい機体であったことは間違いない。(解説より)
<紹介機体>
インペリアル戦争博物館-Spitfire Mk.24 VN485
イギリス空軍博物館-Spitfire Mk.24 PK724
ザ・ファイター・コレクション-Spitfire Mk.XIVe NV293
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