エアロ・ディテール5/メッサーシュミットBf109G
価格 : 3,190円(税抜2,900円)
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著者:野原 茂
B4変形(20.6×25.5cm)/70ページ
初版年:1992
ISBN:9784499205894

世界に現存する名機の実物を取材した多数のカラーディティール写真を中心に、イラスト、図面収録したモデラー向けの資料写真集。第二次大戦ドイツ空軍機を代表する機体といえばメッサーシュミットBf109である。中でも戦局が最も過酷な時期に活躍したBf109Gシリーズの人気は非常に高い。本書は世界各地に実在するBf109Gを取材し、それらのディティールを網羅したモデラー向けの資料である。ところで、Bf109Gに対する評価は実にさまざま。Bf109Gがデビューしたのは、1935年5月のBf109初号機V1の初飛行から6年以上経った1941年10月のこと。これは、通常ならリタイヤしてもおかしくない歳月である。Bf109が次々と戦線に登場する連合軍の新型戦闘機と比しても遜色ない性能を維持できたのは、ひとえにBf109のポテンシャルの高さにほかならない。大戦末期のBf109Gの劣勢は、性能云々よりも他のさまざまな要因によるものである。すでに多くのベテランパイロットが戦死し、大半が新米のパイロット、しかも一度に数倍の連合軍機が空いてでは、形勢が衰退していくのも無理からぬことである。1935年の初飛行以来、絶えず改良を続け常に第一線戦闘機としての性能を有していたBf109はやはり第二次大戦の最優秀機のひとつに挙げても異論はなかろう。
<紹介機体>
Bf109G-6"FMBB"
インペリアル戦争博物館ダックスフォード?Bf109G-2/Trop
アメリカ国立宇宙博物館-Bf109G-6/Trop
アメリカ空軍博物館-Bf109G-6
フィンランド中央航空博物館-Bf109G-6/Y
プレーンズ・オブ・フェイム博物館-Bf109G-10
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