独ソ戦車戦シリーズ2/バルバロッサのプレリュード
価格 : 2,200円(税抜2,000円)
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著者:マクシム・コロミーエツ/訳:小松徳仁・監修:斎木伸生
B5・ソフトカバー/131ページ
初版年:2003
ISBN:9784499228145

1941年夏、ドイツ軍は「バルバロッサ」と名付けられた対ソ連侵攻作戦を発起し、ソ連領内を怒濤のごとく進撃した。この後に続くソ連軍の悲劇について、今までに世に出された著作は少なくない。最近も、このテーマの研究結果が多数発表されているが、独ソ戦争初期の出来事については多種多様な解釈がなされている。しかし、どのような見方の中にも、ひとつの共通した疑問が横たわっている?1941年の夏に赤軍は兵器の数ではるかに優勢でありながら、なぜあのような甚大な敗北を喫したのか? それに対してはいろいろな解答が試みられている。ある者は、ソ連の方こそドイツを攻撃するつもりだったのであり、赤軍部隊は攻撃用に編成されていたために不意の攻撃に反撃できる態勢にはなかったと書き、またある者は赤軍には新型兵器が少なかったからだと説明し、果ては、赤軍の兵器数に関して紹介されるデータは神話だとする主張さえ見られる。総じて、十人十色の感がある。
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