ラスト・オブ・カンプフグルッペ?
価格 : 4,730円(税抜4,300円)
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著者:高橋慶史
判型:A5判ハードカバー
頁数:360ページ
発売日:2018年4月4日
ISBN:978-4-499-23238-8
発売:大日本絵画

『月刊アーマーモデリング』の長期連載、通称“ラスカン”を大幅に加筆・再編集。歴史の分岐点に数えられるような第二次大戦の大作戦には目もくれず、知名度が低く装備も貧弱な小部隊が辺境でけなげに戦う(あるいは逃げまわる)ような戦いを掘り起こしてご紹介します。今回は、北アフリカでの特殊作戦に携わったアラブ義勇兵、日本にも縁のあるチャンドラ・ボースのもとでインド解放を目指した自由インド兵団、弱体なれど要領のよさは抜群だった第14空軍地上師団、フランス製の装備をもって連合軍のノルウェーへの上陸を待ち続けた戦車師団“ノルヴェーゲン”などの知られざる戦いを収録。希少な記録写真、装備の実数を記した詳細な部隊編成図も多数掲載します。

〈目次〉
第?部
第1章 すべてはアラーの思し召し[第287(アラブ)特別連隊]……5
第2章 チャンドラ・ボースの夢[第950(インド)歩兵連隊]……49
第3章 自由をわが手に[SS第14武装擲弾兵師団(ガリツィア第1)]……91
第4章 民族独立のために[SS第20武装擲弾兵師団(エストニア第1)]……133

第?部
第5章 空軍地上師団ついに戦わず[第14空軍地上師団]……187
第6章 ノルウェーの森[第25戦車師団/戦車師団“ノルヴェーゲン”]……229
第7章 千年帝国の落日[オストプロイセンの戦い 序曲]……277
第8章 (狩りをする)豹たちに明日はない[戦闘団“ヴィーキング”]……321

【著者紹介】
高橋 慶史
1956年岩手県盛岡市生まれ。慶応義塾大学工学部電気工学科卒業後、ベルリン工科大学エネルギー応用工学科へ留学。電力会社を経て電気工事会社に勤務し、現在は海外インフラ担当。退職後は恐山に修行へ行き、イタコの口寄せ秘術を会得してパウル・カレルの霊を呼び出し、第1部『バルバロッサ作戦』、第2部『焦土作戦』に続く第3部『ベルリン攻防戦』を口述筆記して編纂することを計画している。
また、いつの日か、第二次大戦末期のドイツ国民突撃隊や自由ロシア軍、海軍師団、帝国労働奉仕団(RAD)師団などの超マニアックな部隊史を出版し、出版社と筆者で莫大な借金を背負い込むという物凄い夢を抱いている。
著書に『ラスト・オブ・カンプフグルッペ』、『続ラスト・オブ・カンプフグルッペ』、『ラスト・オブ・カンプフグルッペ?』『同?』『同?』、『カンプフ・オブ・ヴァッフェンSS 1』、『ドイツ武装SS師団写真史 1』および『同2』、訳本に『軽駆逐戦車』、『パンター』、『突撃砲』、『突撃砲兵』〈上巻・下巻〉、『ケーニッヒス・ティーガー重戦車1942-1945』、『ヘルマン・ゲーリング師団史』〈上巻・下巻〉(すべて大日本絵画 刊)などがある。また、ビジネス書の訳本として『英国超一級リーダーシップの教科書』(こう書房刊)がある。現在、『ラスト・オブ・カンプフグルッペ?』を執筆中。
http://www3.plala.or.jp/Last-Kampf/index.html
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