10式戦車テクニカルファイル ─必須サプリメント100─
価格 : 4,212円(税抜3,900円)
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編著:浪江俊明
判型:A4判ソフトカバー
頁数:128ページ
発売日:2017年7月31日
ISBN:978-4-499-23216-6
発売:大日本絵画

アイドル的ともいえる人気を博する10式戦車の部隊配備から5年。「ヒトマル」の通称もすっかり定着した。しかし、メカニズムや性能、機能に関する公開情報はきわめて少なく、あっても通り一遍の解説にとどまり、誤解や誤解もまかり通っている。
本書は、10式戦車の取材を試みては、その成果を月刊『アーマーモデリング』誌上でレポートしてきた編著者が、戦車の各部分100項目の役割や機能について考察する。密着取材による成果と観察に加え、省庁の各種リリースや特許情報なども総動員し、細部の積み上げから10式戦車の全体像に迫る。各項目に対応した写真も満載。戦車の仕組みや運用、こぼれ話のコラムも掲載。

〈目次〉
写真集Part 1……6
(Introduction) はじめに 10式戦車の実像を探れ……14
ディテールが年々進化する 10式戦車の細部仕様……23
(砲塔編)……28
写真集Part 2……70
(車体編)……78
Supplement管轄は普通科と機甲科のどちら? 16式機動戦闘車と職種……122

01……10式戦車の名称  ほんとうは09式戦車!?……16
column ニックネームのアンケート 4号戦車“TAMON”!?……16
02……制式の制定と部隊使用の承認  そもそも「制式」ってなに!?……16
03……10式戦車の調達と配備  1年間の生産数は概ね1個中隊……17
04……10式戦車の重量  着痩せ? それとも着膨れ……18
05……73式特大型セミトレーラ&牽引車  燃費はリッター当たり1!?……19
06……トレーラとトラクタに違いあり  名前は古いが実は最新!?……20
07……120仞鐚嵋い亮由Δ隼兩制御  車高は低く、射界は広く……21
08……砲口前面の危険界  APFSDS弾に特有の注意点……22
09……砲塔シェル  小さな乗員区画を装甲モジュールが取り囲む……30
10……120仞鐚嵋  純国産の技術で新規開発……31
column 2世代越しに実現 国産120仞鐚嵋ぁ帖31
11……排煙器(エバキュエータ)  戦車砲の発射ガスを効率的に排出……31
12……砲身被筒(サーマルジャケット)  温度変化を抑えて精度を保つ……32
13……砲口照合ミラー  鏡に映して砲身の歪みを検知する……32
column 光線が往復するか片道か ミラーとセンサ ……32
14……駐退復座装置  射撃の反動を吸収して元に戻す……33
15……防盾カバー  無骨な鉄塊をスタイリッシュに成形……34
16……砲口照合装置(レーザ送受信部)  人の眼に代って歪みを調べる……35
17……直接照準眼鏡  非常用の予備スコープ……35
18……砲塔前部カバー  特殊装甲を覆ってシルエットを整える……36
column 砲塔シェルと特殊装甲を取り持つ ハニカム材バックプレート……36
19……発煙弾発射装置  煙幕と発熱で自分の姿を隠す……37
20……レーザ検知装置  攻撃の前触れを鋭くキャッチ……38
21……サイドバスケット  箱なのに名前はバスケット……38
22……サイドモジュール  砲塔側面に装備された多目的ボックス……39
23……リアバスケット  積載だけでなく防護力の向上にも寄与……40
column 荷物の積み方で言い方が変わる  「積載・搭載・格納」……40
24……自動装_装置(ALS)  いかなる条件下でも連続射撃が可能……41
column 揺れる車内で重さ18圓遼っ討魄靴  装_手の場合……41
25……ブローオフパネル  被弾時に爆圧を逃がして被害を抑制……43
26……予備履帯  マイナーチェンジで追加搭載……43
27……車長用視察照準装置  乗員は“車長潜”と略称する……44
28……指揮射撃統制装置  機能が増えて名前が長くなる……45
column 統制は管制で指揮!?  自衛隊内での用語不統一……45
29……スラローム射撃(蛇行行進射)  ローリング中にも射撃が可能……46
30……C4Iシステム  戦車同士がネットワークを構成……48
31……C4Iシステムの同時加入数  小隊以上だが、大隊全部では多すぎ?……49
32……C4IシステムとReCs  仲間内の結束と他部隊との連携……49
33……砲手用視察照準装置(砲手潜)  闇や霧でも敵を発見・照準……50
34……無線アンテナ  音声とデータの兼用……51
35……データ専用無線機  10式戦車のC4Iを受け持つ……52
36……GPSアンテナ  別名「自己位置評定装置」……52
37……広帯域多目的無線機(広多無=コータム)  通信網刷新のため導入……53
column 10式戦車のヘッドギアが第二世代に進化  新型の装甲車帽……53
38……環境センサ  正確な射撃のために気象データを観測……56
39……12.7仆典ヾ惱  傑作機関銃の愛称は“キャリバー”……57
40……重機関銃用銃架(じゅうが)  陸自戦車初のリングマウント……58
41……連装銃(同軸機銃)  精度が高く、暗視装置にも連動……59
42……74式車載7.62亠ヾ惱  基本デザインは40年以上変更なし……59
43……120仞鐚嵋ね僂遼っ  10式戦車に用意された全8種類……60
44……10式徹甲弾  10式120仭弾筒付翼安定徹甲弾……60
column 「うるるとさらら」だけではない  弾薬の開発メーカー ……60
45……JM33徹甲弾  120TKG. JM33装弾筒付翼安定徹甲弾……62
46……"JM12A1対戦車榴弾  120TKG, JM12A1対戦車榴弾"……63
column 発見者のアメリカ人とドイツ人を併記  モンロー/ノイマン効果……63
47……00式演習弾  00式120仞鐚嵋ね儕藹弾……64
48……10式空包  10式120仞鐚嵋ざ包)……65
column 三色旗  弾薬の状態を外部に示す……65
49……車長(戦車長)  戦車の乗員をまとめるリーダー……66
50……車長用照準ハンドル  右手だけで砲の制御が可能……66
51……車長ハッチ  ヒンジの位置を任意に調整できる……67
52……砲手  砲塔と武器に責任をもつ……68
53……砲手ハッチ  陸自のAFVにはめずらしい観音開き……68
54……ハッチの補助スプリング  ロックを解けばハッチが浮き上がる……69
55……電気系統  90式戦車に比べて電圧が2倍にアップ……69
column 諸元表だけでは推し量れない  性能発揮と維持の仕組み……69
56……車体  スカートを外せば74式戦車よりスリム……80
57……鉄道輸送  左右3僂困弔梁腓な差……81
58……防弾鋼板  高度な冶金技術により特殊鋼を改良……81
column 小型軽量でも打たれ強い  防弾鋼板に対するテスト……81
59……車体前部カバー  特殊装甲を覆いスタイリングする……82
60……周囲確認装置(前方用)  戦車直前の死角をカバーする……83
61……警音器(サイレン)  音量は警察車両よりもやや控えめ……84
62……操縦手  戦車乗りの登竜門……84
63……操縦手ハッチ  スライド式でスムーズに開閉……85
64……ハッチホルダ(ハッチ開放固定具)  二重のロックで事故を防ぐ……86
65……脱出ハッチ  床下に隠された第4の出口……86
66……操縦手カメラ  夜間や悪天候での視界を確保……87
67……要部冷却装置  戦闘力を司る電子機器をクールに保つ……87
68……フロントフェンダー  調達4年目にして形状が変化……88
69……前照灯  有事には不要だが平時には重要……89
70……多目的環(牽引具)  普段は車体前部カバーで隠蔽……90
71……管制前照灯  最低限度の照度で前方を照らす……90
72……管制車幅灯  暗闇で自車の存在を示す“猫の目”……91
73……方向指示器 _演習場でも合図は励行されている……91
column 演習時に光の反射は大敵  方向指示器の偽装……91
74……後写鏡基部  バックミラーは建設機械と同じ……93
column 10式戦車のミラーが初めて確認された  戦車の公道走行……93
75……滑り止め  梨地なので光の反射も防ぐ……94
column 滑り止め兼反射防止!?  イスラエル戦車の場合……94
76……サイドスカート  フラップ以外はオーソドックスな在来型……95
77……ラバー製フラップ  赤外線ステルス性を高める最新ルック……96
78……特殊武器防護装置  汚染微粒子をブロックする空気清浄機……97
79……誘導輪(アイドラーホイール)  履帯のテンションを自動調節……98
80……転輪(ロードホイール)  74式戦車と同じ5脚だが小直径……99
81……ハードプレート  転輪リムが摩耗するのを防ぐ……100
82……転輪ゴム  タイヤとホイールは一体成形……100
83……油気圧式懸架装置  ハイドロ ニューマチック サスペンション……101
84……姿勢制御装置  車体の傾斜も上下も自由自在……102
column 信仰にも近い都市伝説!?  アクティブサスペンション……102
85……動力装置(パワーパック)  エンジンと変速操向装置を一体化……105
86……エンジン  陸自戦車で初の4ストローク……106
87……油圧機械式変速操向装置(HMT)  戦車初の無段階自動変速……107
88……動力再生型静油圧二重差動方式操向装置  ステアリングは在来式?……108
89……起動輪(ドライブスプロケット)  履帯との噛み合いは新機軸……109
90……起動輪出力  パワーロスが少ないのが肝心……110
column エンジンを冷やすためにパワーを喪失  ティーガー戦車の冷却……110
91……補助電源装置(APU)吸気口  エンジン停止中も電力を供給……111
92……遮熱板  敵による熱線探知をブロック……112
93……消火装置(手動ハンドル)  自動消火装置をマニュアルで作動……112
94……エンジン排気口  音量や赤外線の放射を低減……113
95……尾灯  テールライトは汎用部品……114
96……牽引ワイヤ  転ばぬ先の杖ならぬロープ……115
97……履帯(りたい)  噛み合い方法が変わった最新スタイル……116
column 先駆者の商標が代名詞として定着  履帯(りたい) ……116
98……工具箱と土工具(パイオニアツール)  10式戦車は使い勝手も進化……118
column 日頃の手入れが大事  砲通し(砲腔清掃)……119
99……3 1/2tトラック(作業装置付き)  10式戦車にはクレーンが必須……120
column いざというときは頭数がモノを言う  人海戦術……120
100……「機甲」の名称  造語が作られてから75年超……121
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