ラスト・オブ・カンプフグルッペ V
価格 : 4,730円(税抜4,300円)
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著者:高橋慶史
判型:A5版ハードカバー
頁数:344ページ
発売日:2017年5月2日
ISBN:978-4-499-23210-4
発売:大日本絵画

 壊滅的な打撃を受けたはずが、恐るべき補充・輸送能力をもって瞬く間に再編成してみせた部隊。敵の軍服や装備に身を固め、鹵獲した兵器を使って敵を陥れる秘密作戦部隊(露見すればスパイとして銃殺)。敵に追われながら、イタリア軍のP-40重戦車を駆って急峻なアルプスを越えた山岳部隊。戦闘には縁遠い離島警備で終わるはずが、運命のいたずらで過酷な末期線を戦うことになった戦車大隊など。大きな戦争の狭間に埋もれた小戦闘や、歴史に埋もれた奇妙な物語をたんねんに掘り起こした異色の戦闘記録シリーズ第5巻。250枚以上の写真、具体的な兵器を図示した詳細な編成図、物語に登場する各部隊のマークも掲載。

〈目次〉
第?部
第1章 桂馬の高飛びチトーの餌食[SS第500/600降下猟兵大隊]……5
第2章 平和の谷の住人達[SS駆逐戦隊群]……57
第3章 名は体を表す[SS第16機甲擲弾兵師団“ライヒスフューラーSS”]……103
第4章 神業に乾杯![SS第24武装山岳(カルストイェーガー)師団]……145

第?部
第5章 クレタからチロルアルプスへ[第212戦車大隊]……191
第6章 ロレーヌは戦車旅団の墓標[第111〜第113戦車旅団]……233
第7章 戦車168両撃破への道[クルト・クニスペル]……275

【著者紹介】
高橋 慶史
 1956年岩手県盛岡市生まれ。慶応義塾大学工学部電気工学科卒業後、ベルリン工科大学エネルギー工学科へ留学。電力会社を経て電気工事会社に勤務し、現在は営業、海外プロジェクトを担当。
定年退職後は恐山に修行へ行き、イタコの口寄せ秘術を会得してパウル・カレルの霊を呼び出し、第1部「バルバロッサ作戦」、第2部「焦土作戦」に続く第3部「ベルリン攻防戦」を口述筆記して編纂することを計画している。
 また、いつの日か、第二次大戦末期のドイツ国民突撃隊や自由ロシア軍、海軍師団、帝国労働奉仕団(RAD)師団などの超マニアックな部隊史を出版し、出版社と筆者で莫大な借金を背負い込むという物凄い夢を抱いている。
 著書に『ラスト・オブ・カンプフグルッペ』、『続ラスト・オブ・カンプフグルッペ』、『ラスト・オブ・カンプフグルッペ?』『同?』『同?(本書)』、『カンプフ・オブ・ヴァッフェンSS〈1〉』、『ドイツ武装SS師団写真史1』および『同2』、翻訳書に『軽駆逐戦車』、『パンター戦車』、『突撃砲』、『突撃砲兵』〈上巻・下巻〉、『ケーニッヒス・ティーガー重戦車1942-1945』、『ヘルマン・ゲーリング師団史』〈上巻・下巻〉(すべて大日本絵画刊)などがある。また、ビジネス書の訳本として『英国超一級リーダーシップの教科書』(こう書房既刊)がある。現在、『ラスト・オブ・カンプフグルッペ?』を執筆中。
http://www3.plala.or.jp/Last-Kampf/index.html
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